イカ釣り

私が住んでいる所には綺麗な海があり、ベランダからはプライベートビーチが見渡せて、その先には水平線が見えます。この海には夕日が落ちるので、夕方は一段と綺麗です。

ここでは漁業が盛んで、いくつもの港があります。

特に盛んなのは「イカ釣り」です。

港へ遊びに行くと、船に沢山の電球がついた船が並んでいます。

子どもの頃は「これは何だろう?」と思っていましたが、大人になると光を好んで集まるイカを釣るための電球なんだと言う事が分かりました。

暗い海へ出て明かりを煌々と照らす事で、船の周りにイカが集まって来るのです。

この明かりはとんでもなく明るいものなので、驚きます。

これがいわゆる「漁火」(いさりび)と言うもので、夜になると私の家のベランダからも見えます。水平線上に一列に並び「星」のように輝く漁火がとても綺麗なんです。

もちろん「イカ」も絶品です。

港にはとれたてのイカや新鮮な魚を食べる事が出来る食堂があり、誰でもランチやディナーが出来るのでお客さんが来た時に連れて行くととても喜んでもらえます。

特に名物の「イカ」は甘くて食感も良くて舌触りも良くて絶品だと言います。

お刺身が最高で、活き造りで残ったイカ下足やその他の部分は、おかみさんに頼めば天婦羅にしてくれるので、二度美味しいのです。

ツウの方々は、この下足を刺身で食べるのが美味しいのだと言って「ゴリゴリ」音をたてて食べます。私も「食え!」と言われて断れずに食べてみると、まだイカの吸盤が活きていて下に吸い付くので驚いてしまって、「ぎゃあ!」と叫んでしまった経験があります。

でも、食感と味は絶品でした。

毎日窓から海を眺めるようにしていますが、冬の寒い時も風の冷たい日も、海の向こうに光る漁火をみると「こんな寒い日に、それも深夜に海へ出ている人たちがいるんだ」と思い勇気をもらえます。厳しい海の世界で命がけで頑張っている人たちがいる。

私はまだまだ甘い!!と渇を入れる事が出来るのです。

男の世界・海の世界…今日も漁師さんたちが頑張ってくれている。

いつも美味しいイカやお魚をありがとうございます!!

ソリオ| ラクティス|キューブ

マムシ

幼い頃は「ヘビ」と聞くと恐ろしいとか怖いと言うイメージがありましたが、青大将は家を守ってくれるヘビの神様だと聞いたり、青大将は歯がないから噛まれても平気なんだと聞いたり、ヘビを見たらお金が入ると言うことわざを聞いた事もあって、大人になってからは「ヘビ」を見かけるたびに「ラッキー」と思うようになっていました。

そして先日草むらの中で「ヘビ」を発見しました。

こんなに近い距離でヘビを見ることなんてこれまで一度もありませんでした。

ヘビは「とぐろ」を巻いておとなしく私の方を見ていました。

私も「ヘビ」を近くで見てみたいと思って少しずつ近づいていき、至近距離1メートルまで来ました。それでもヘビはとぐろを巻いたまま動きません。

相変わらず目は合ったままです。

つぶらな瞳でおとなしいヘビをみていると、なんだか可愛らしく思えてきて、私もヘビと対面して座り込んで長い間見つめあっていました。

あまりに可愛いので、家族や友人にも見せてあげたくなって「可愛いヘビがいるよ!!」とBBQをしている方へ向かって叫んでみるとみんなが寄ってきました。

そして一言「これヘビじゃなくてマムシだよ!!危ないから近寄っちゃだめ!!」と言うのです。

「マムシ!?!?」

確かに言われてみると、顔が三角で色もマムシ色。

一度も見た事なかったから分かる訳もないけど、噛まれたら終わり…

そんなマムシがこんなにおとなしいの!?!?と思いましたが、噛まれなくて良かった。

無知とは怖いものです。

しかしそれよりも怖かったのは、マムシと聞いて駆け寄ってきた近所のおじさんが、いとも簡単に素手でマムシをつかまえて焼酎漬けにしてしまった事です。

さっきまで見詰め合っていたマムシ。私には襲ってこなかった可愛いマムシ。これも一つの命だったはずです。

それが一瞬にして立場逆転。弱肉強食の世界を感じました。

おっさん、強し。